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Heaven and Earth

Ancient Forest

Amazing Grace

Diamond Dust

Birth

文芸・本・読書

2018年11月25日 (日)

さるのこしかけ

前回の記事からのつづき。





「たいのおかしら」が面白かったので、
読破し、今日は「さるのこしかけ」借りてきました。
(きっと三部作、読破目指します)





「たいのおかしら」で一番印象深いのは
歯医者のエピソード。あるある満載の面白さ。
ぜひ立ち読みででも皆さんに読んでほしいです。
タイトルで強烈だったのは「小杉のはばあ」。





今回の「さるのこしかけ」を
めくってみると、

早速最初から「痔の疑いのある尻」。





期待できそうな予感‥。









先日吉賀町で撮った紅葉と、近所で見かけた落ち葉。
何てことない落ち葉ですが、キレイと思って‥。



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2018年11月10日 (土)

さくらももこさん

今年も年賀状の話題が聞かれるようになり‥、
来月はもう12月か‥。
暑い暑いが涼しくなってきたと思ったら、もう年末。
慌ただしい。




今年8月に53歳の若さで亡くなった著名人、
「さくらももこさんを悼む」という新聞記事を
今ごろ偶然読んだ。筆者は斉藤孝さん。
亡くなられてからその方の偉大さを初めて知るのは
少し複雑ではあるが、その中にこんなエピソードがある。




高校時代の小論文で添削者に
「現代の清少納言」と絶賛され、自信になったらしい。
斎藤先生によると「力みがなく、センス抜群で、
毒もある自由な文体は、まさに清少納言!」とのこと。




そこで、初期のエッセイ集三部作の一つ「たいのおかしら」を
さっそく借りてきた。
清少納言のことはよく知らないけれど、納得の面白さ。




おすすめです。








いろり山賊に立ち寄り、写した秋。
山陰の山の彩りは今が見頃です。



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2018年1月26日 (金)

細雪

細雪の日、



原民喜の「淡雪」を読んだ。



心は少し温かくなった。

 







昨年のある日、



二人の女学生が歩いていて、



一人が立ち止まり



空を見上げてスマホでパチリ。

 


何事もなかったかのように小走りに

 


もう一人を追いかける。

 


こんなにささやかな情景の中にも

 


温もりを感じたのを思い出した。

 







雪の日は、このチーと

 


温かいコタツの中に寝転んでいたい。



‥そんな気分。







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2018年1月20日 (土)

ブルーノ・アウグスバーガー

社会学者の今の時代の分析を聞きつつ、

心はそんな解析など無用と感じさせる
ある写真家のことを思った。

 




 

ブルーノ・アウグスバーガー。
スイス生まれの写真家。

広大な荒野を旅しながら、

自然体験を楽しみ、そして写真も撮る。

 




 

しばしば人の中に居ると心が乱れ混乱する。

でも自然の中に戻れるならば‥、

静寂の中で、自分を取り戻せる気がする。

 

 




来週には再び寒波が来るらしい。
この子達には、しばらくはまだ厳しい季節。






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2018年1月13日 (土)

雲雀のように

先回の記事のつづき‥。

 




 

文學界の原民喜について取り上げた発掘ノンフィクション。

彼と交友のあった遠藤周作とのこと。

タイトルは「遠藤周作×原民喜 往復書簡  - 雲雀のように」。

二人の作家と、一人の女性の不思議な友情。

 

 




私が原民喜を知ったのは、
彼の「悲歌」だった。
言いようもなく惹き付けられるものがあった。

 

 




それから彼のいろいろ、人生や作品を知ろうと努めた。

いつも心の何処かに彼が居て、

あの未曾有の惨禍を生きた心の変遷に興味が尽きない。

 




 

そして、「U」、「奇跡の少女」のこと。

名は祖田祐子さん。
自死を決意した遺書の中に、その祖田さん宛のものもあり
「悲歌」はそれに同封されていた。

 




 

彼の死の直前にあった、明るく穏やかなひと時。

これを書いたノンフィクション作家の梯久美子さんのおかげで

現在もご健在の祖田さんの写真も拝見でき、
ずっと気に掛かっていたものが一つ晴れて嬉しい。

 





 

 

蝋梅の黄色が美しい季節。



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2017年10月28日 (土)

愛の夢とか

言葉。



選挙前の暴言のこと。

結果に絡む失言のこと。
いろいろありますが‥。




自分も意図せず傷つけた発言は

記憶に残り続けていて
何十年経っていても
古傷のように、時に疼くのです。

傷つけられたことの方はもっと深刻に‥。



最近の救いは、
カズオ・イシグロのこと。



テレビドラマの
「わたしを離さないで」も良かったですが、
小説というフィクションがもたらす
心と心の繋がり
とても大切だと思います。

 



そんな大切な無数の言葉を

紡いで生み出される作品たち。



最近私が読んでいるのは、
川上未映子さんの
「愛の夢とか」。
谷崎潤一郎賞受賞作で、
7つの短編集ですが、なかなか良いです。





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2017年9月19日 (火)

吉野弘

ラジオのクラシック番組を
聞くでもなく流していると

突然、それは山頭火の朗読だった。



短い自由律だから
あっけないように

次々と次の句が読まれてゆくのだけれど‥。



その一つ一つに情景が浮かぶ。
短いながら完成されている。



山頭火の魅力は
句が彼の生き様とセットになっていて
短い表現に凝縮されている感性や生き様を通して
読む側の生と共鳴する心地よさがある。



 

注文していた吉野弘の詩集が届いた。
早速、一つ選び「台風」を読んでみた。
さり気ない日常の時間の中に
実はこんなにも幸福の種があることを
教えてくれる。

手放せない詩集になりそうだ。







台風18号が過ぎ去った翌朝の空には‥。



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2017年8月24日 (木)

あの戦争

終戦記念日がある8月。
いつもの月以上に戦争を考える機会を

NHKも提供してくれましたね。



Nスペの、731部隊と
インパール作戦を取り上げたもの。

戦争の悲惨さ理不尽さを否応なく

痛感させられました。




同時に今、図書館から借りてきて読んでいる

新潮新書があるのですが、タイトルは

「あの戦争は何だったのか」保阪正康氏著。



比較的細かい記述で、時に結構厳しく読者に批評

されている本のようですが、
副題にあるように、「大人のための歴史教科書」として

興味深くとても勉強になっています。




この本の中で、

恥ずかしながら初めて知ったことの一つに
「南の島に雪が降る」という映画の話題があります。
東北出身の兵士たちが南方に出征し、戦地での芝居で

故郷の雪に思いを馳せ涙する場面がタイトルになっているようです。

しかし帰国すること無く異国の土となった無数の人たち。

どんなにか故郷に戻りたかったかと思います。



辛いのは兵士だけではありませんでした。

突然、村を戦場にされ生活の糧も強引に奪われた現地の人たち。

純朴な彼らは、ある村だけでも200人もの日本兵の死を見守るしかありませんでした。



今また、戦争が始まりそうな空気があります。
地上から確かに狂気は消えなければなりませんが

東条英機や牟田口廉也のような立場の人物に
誤った決断だけはして欲しくない、そう願います。







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平和を享受しているチー。

2016年10月21日 (金)

苦海浄土

番組名はあえて伏せたいと思いますが、
石牟礼道子著、「苦海浄土」について。
紹介された著作だけでなく、番組としても感動しました。





すぐに番組テキストを購入したのですが、

こんなことはかつて無いことでした。
番組にもう少し触れますと、夏川結衣さんの朗読、 

的確な鉛筆による挿絵というかアニメーション。

そして、何よりゲスト講師の批評家、若松英輔さんの解説に

引き込まれました。



 

著者、石牟礼道子さんが、新しい「詩」と表現するように

言葉の持つ魅力はもちろんですが、

一介の主婦に過ぎなかった著者が、現代の問題となる実相を直視して

真正面に向き合い、執筆と行動で格闘する姿勢に心を打たれます。

そして私たち一人ひとりも無関係な第三者ではなく、

まさに当事者でもあると問いかけます。




実は、詳しく知ることにより逆に失望する本も多々ある中で、
私にとってはこの本は大きな収穫であったと感じています。
この本は単なる公害告発の本などではなく、

様々なテーマを含んでおり、

個人的には、癒やしと希望の名著であると感じました。
それは、東日本大震災後に、多くの人に読まれた「夜と霧」に

通じるように思います。








隣で稲刈りをしていました。この地方では遅い方だと思います。
今日は久しぶりの地震。鳥取を震源とするものでしたが、、
私の地方は震度4でした。怖かったです。







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2016年7月20日 (水)

しゃくとりむしさん

先回からの続き‥、
今回借りたのは、




BRUTUS 特集「まだまだ 珍奇植物」
考える人 特集「宇宙」
小川洋子 「注文の多い注文書」
まどさんの詩の本シリーズから 「むしいっぱい」 
そしてCDは、岡田有希子さんの「ALL SONGS REQUEST」




珍奇植物は、最初の企画記事に魅せられて

今回のは第二弾的な記事。意表突く珍奇さいっぱい。
「チレコドン スルフレウス」などの突拍子もなさ、好きです。
全体的な迫力では最初の方が良かったような気がしますが、
人気なのか中古でも高くなってますね。




まどさんの本。今回は「むし」。

「しゃくとりむしさん」なかなか良いです。

気に入っちゃいました。
まどさんの世界、まだまだはるかに深く広いです。
そう言えば、先回の「だちょう」、最高でした。




CDは、ネットの影響で岡田有希子さんが海外の人にも知られるように

なり、追悼のために来日した人を追った番組に刺激されて‥。
私も昔好きでよく聴いてました。懐かしいです。







いよいよ梅雨が開けて、暑い夏、到来。
チー坊と寝転がって‥。






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